月とアスタリスク


歌とピアノが紡ぐ、想いを込めた言の葉。
ノスタルジックボイスのボーカリスト「SAYURI」と、作曲家・ピアニストの「松尾シゲオキ」によるユニット。
2019年6月から始動。

Profile

「月とアスタリスク」について

ボーカリストの「SAYURI」と、京都を拠点に活動している作曲家・ピアニストの「松尾シゲオキ」の二人によって結成された音楽ユニット。
どこか懐かしく、どこか新しい。
そんなメロディーを紡ぎ続けている。

Member

SAYURI

(Vocal)

松尾シゲオキ

(Piano、Compose、Arrange、Produce)

次回ライブ情報

8/29(木) 19:00(OPEN)/19:45(PLAY)


京都 Rock&Folk Bar SLOWHAND
ライブチャージ¥1,500(ドリンク別)


https://slowhand1993.crayonsite.info/


▼過去のライブ情報
07/12(金)@SLOWHAND
06/05(水)@SLOWHAND
05/25(土)@J-GREEN SAKAI 堺フェスティバル



Photo by aicocco

月凪の歌

(つきなぎのうた)

言の葉の糸  帯に短かし月
うつろいゆく  時を奏でる
夢見し  淡いクチナシの花ゆえに
永遠に刻み続ける
暁の夜を呼び覚まし  水音も流れ行く
鏡の吐息も  声にならぬよに


途切れた景色を  この手にすくって
うたかたのよな時の流れを
胸に抱き  眠りにつく

淡雪  舞い落ちる
春雨  零れゆく
逃げ水の青きを渡りゆく  風の音色  奏で歌

そよぐ  そよぐ  花の季節を
詠う  詠う  僕の想いを
揺れる  揺れる  濡れた光が
羽を紡いだ

言の葉の糸  帯に短かし月
うつろいゆく  時を奏でる
夢見し  淡いクチナシの花ゆえに
永遠に刻み続ける
暁の夜を呼び覚まし  水音も流れ行く
鏡の吐息も  声にならぬよに


壊れた景色を  この手に包んで
雨に濡れぬよに  胸にしまう
閉じ込めた  想いの粒

蜉蝣  飛び笑う
秋雨  飾りゆく
耳かかるその聲  巻き戻す  月の調べ  奏で歌

進む  進む  君の季節を
詠う  詠う  僕の願いを
揺れる  揺れる  虹の景色が
鈴を鳴らした

言の葉の糸  君に届かぬ月
うつろいゆく  時を奏でる
消えゆく  冬の蛍の灯  呼ぶ声が
永遠に響き続ける
うたかたの夜を呼び覚まし  薄氷を溶かす頃
鏡の吐息も  声にならぬよに



満ちてく影  折り重なる
つくりし  想い出
七つ色の橋を渡り  迎え行く  明けの光



言の葉の糸  帯に短かし月
うつろいゆく  時を奏でる
夢見し  淡いクチナシの花ゆえに
永遠に刻み続ける
暁の夜を呼び覚まし  水音も流れ行く
鏡の吐息も  声にならぬよに

言の葉の糸  君に届かぬ月
うつろいゆく  時を奏でる
消えゆく  冬の蛍の灯  呼ぶ声が
永遠に響き続ける
うたかたの夜を呼び覚まし  薄氷を溶かす頃
鏡の吐息も  声にならぬよに

風吹く季節も

月凪のように


青と白のメロディー

僕のこの声が届きますように
いつからかずっと願っていた
重ねた言葉で隠した気持ち
そっと心の向こうで温めてた  あの日

僕のこの歌が届きますように
君のいる街で口ずさんだ
真っ暗な夜空  寂しいけれど
きっと見つかると信じていた  流れ星を

君の心へ続く  道しるべになるように
光の奥  伸ばす手は  君の背中に届かなくて
You see the other side of memory
そこに僕はいなくて
想いをただ伝えたい  青と白のメロディー


僕のこの声が届きますように
陽だまりの奥で君を探した
桜の迷路でつないだ指は
きっと解けるよう  優しく結ばれてたんだ

君の心へ続く  道しるべになるように
闇を分けて伸ばす手は  君の未来に届かなくて
You see the other side of my dream
手を振る  君はいない
想いをただ包みたい  青と白のメロディー


君の心へ続く  道しるべになるように
光の奥 伸ばした手が  君の背中に届かなくて
You see the other side of memory
そこに僕はいなくて
想いをただ伝えたい  青と白のメロディー

君の心へ続く  道しるべになるように
時を越えて  奏で続ける 
途切れた想いを紡ぐ

青と白のメロディー